岐阜県職員組合は7日、県庁舎内で複数の県職員が常習的に喫煙をしていたとして、迅速な調査と対応を求める要請文を古田肇知事宛てに提出した。県人事課によると、行政機関の敷地内を原則禁煙と規定している健康増進法に抵触する可能性があるといい「事実関係の速やかな把握に努める」としている。
組合によると、庁舎内で喫煙していたのは複数の管理職の職員とみられ、先月末に情報提供が寄せられた。喫煙は勤務時間中もあったといい、組合は「(地方公務員法を根拠とした)職務専念義務に違反する」と指摘。岐阜新聞の取材に対し「確固たる証拠を得ている」と説明している。