県教委は21日、教員を大声でしかるなどのパワーハラスメント(パワハラ)行為があったとして、県立可茂特別支援学校(美濃加茂市)の男性校長(59)を、19日付で減給の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、校長は2022年6月~23年3月、40代の男性教諭を「なぜ相談に来ないのか」などと日常的に大声で叱責(しっせき)。別の40代の男性教諭にも23年5月、業務内容について「何もやっていない」などとしかった。教諭はその後、一時休職した。
この教諭から県教委に相談があり発覚。可茂特別支援学校の他の教員に聞き取りをした結果、県教委は校長による叱責をパワハラと認定した。校長は「言っていない」などと否定...