岐阜中署は26日、窃盗の疑いで、岐阜市切通、市社会福祉協議会居宅支援事業課技師の男(34)を逮捕した。
逮捕容疑は、4日午前11時~同50分ごろの間、岐阜市内の無職女性(94)の自宅に社協職員を名乗って入り、現金約1万円などが入った財布を盗んだ疑い。
署によると、同日午後0時40分ごろ、市内の病院から「駐車場に現金の入っていない財布が落ちている」と通報があり、防犯カメラの解析などから特定した。容疑を認めている。
市社会福祉協議会によると男は2019年に入職し、現在は中央センターのケアマネージャーとして勤務し、被害者宅を定期的に訪問していた。逮捕を受け、同協議会は会見を開き、石原徹也常務理事が「再発防止に努め、信頼を回復していきたい」と謝罪した。